想像のかけら

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自作小説と三国志を中心に、関心事などを投稿します。是非お立ち寄り下さい。

2020-01-01から1年間の記事一覧

三国志【曹仁】曹操を旗揚げから支えた歴戦の勇将

-目次- 曹操の挙兵時から従う武将 騎兵を率いて各地を転戦する 不利な自軍を励まして奮闘する 曹操に進言して勝利に導く 曹仁、敗北を知る 関羽から樊城を死守する 曹操の挙兵時から従う武将 曹仁は、曹操の養祖父である曹騰(そうとう)の長兄・曹褒(そう…

小説【人には言えない①】

俺には周りの人間に秘密にしている事がある。家族、友人、職場の人間、勿論妻にも決して知られてはならない。なぜなら俺の男としての沽券に関わる事だからだ。端的に言うとそれは女装癖である。まさか30歳を目前にして女装に目覚めるとは思ってもみなかった…

勝手に厳選!なんか笑えるオタク川柳

どこか哀愁のある川柳たち ・アイドルに MajiでKoiする 50前 ・なんでだろ 昔戦隊 今変態 ・いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも ・この知識 オタクに普通 世に不通 ・アニメ観て 泣く俺を見て 母が泣く ・二児の父 夜に見るのは 二次の乳 ・究めても 褒めて…

カフカの名言が度を越したネガティブで笑える

フランツ・カフカとは ネガティブ過ぎるカフカの名言 著書の紹介 フランツ・カフカとは チェコの作家。プラハ生まれのユダヤ人で、法律を学んで労働者災害保険局に勤務しながらドイツ語で小説を書いた。人間存在の不条理性を表現した作品を残し、実存主義文…

三国志【賈詡(かく)】洞察力と先見性に優れた策士

-目次- 董卓配下として登場 曹操の刺客として立ちはだかる 曹操配下として活躍する 後継者選びで曹操に助言する 董卓配下として登場 始めは政府の官職に就きますが、後に董卓配下となった賈詡は、董卓が洛陽に入ると校尉となり、董卓の娘婿である牛輔の軍に…

三国志【凌統(りょうとう)】孫権を窮地から救った勇将

-目次- 15歳で父の後を継ぐ 黄祖討伐戦で手柄を立てる 張遼の猛攻から命懸けで孫権を救う 正史と演義での甘寧との関係性 15歳で父の後を継ぐ 父の凌操は孫策・孫権に仕えた武将でしたが、203年、黄祖討伐戦で流れ矢に当たり命を落としてしまいます。孫権に凌…

小説【新境地を垣間見る】

27歳。この年齢を皆さんはどう思うだろうか。若いし、まだこれからと思う人は多々いるとは思うが、私は若者と乖離しだす魔の年齢、それが27歳だと考えている。言うまでもないが私は27歳、何の取り柄もない男である。 27歳のある夏の日の事。久々にすっきり目…

三国志【龐徳(ほうとく)】関羽と死闘を繰り広げた猛将

-目次- 馬騰軍の勇将、龐徳 仕える君主が変わろうと 死闘!龐徳対関羽 忠義に死す 馬騰軍の勇将、龐徳 龐徳は元々、馬超の父である馬騰(ばとう)に仕えており、羌族や氏族の反乱を抑え、功績が認められ校尉に昇進します。 202年、曹操が袁譚(えんたん)・…

三国志【李典】派手さはないが、地道に活躍する名副将

-目次- 従父を殺され李典、参戦 勝利のためなら命令に背く 戦いは慎重に、用心深く 合肥の戦いで一致団結 早すぎる最期 従父を殺され李典、参戦 李典の従父である李乾は、曹操に付き従って活躍しましたが、董卓討伐戦に参加した時に、董卓配下の呂布に殺され…

小説【飲み会に死す】

飲み会はあまり飲めない者にとってはこの上ない苦痛な時間です。それが会社の飲み会なら、なおの事です。仕事中の会話とはまた違った難しさ、集団での会話のやりにくさが存在するのです。 先日、新入社員の歓迎会という事で、その飲み会に参加した時の事です…

小説【目覚めた男②】

邪気眼の下りは自然と脳裏で再生された感じだった。俺は決して厨二病ではないが、この年にもなって邪気眼がどうのだとか、神のご加護などの言葉が出てくるとは思わなかった。自分でも無意識だったこれらの思考が、病気で呼び起こされたのかもしれないが、と…

小説【目覚めた男①】

「綺麗さっぱり無くなっていますね」 「そんな馬鹿な」 聞けば脳にできた腫瘍は跡形なく消えているという。レントゲンを見ながら医師にそう告げられた。病院での定期検査、突然の事である。 「先生、俺の寿命は長くなかったのではないですか」 「その筈だっ…

小説【スパイ】

無数の人間がせわしなく移動する東京。彼女を見かけたのは本当に偶然だった。間違いないと思った。今すれ違った女性は3年前にアイドルを引退した五十嵐葵だ。俺は彼女が所属していたアイドルグループのファンクラブに入っていたが、彼女の卒業と同時に退会…