想像のかけら

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自作小説と三国志を中心に、関心事などを投稿します。是非お立ち寄り下さい。

勝手に厳選!なんか笑えるオタク川柳

どこか哀愁のある川柳たち

・アイドルに MajiでKoiする 50前  

・なんでだろ 昔戦隊 今変態

・いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも

・この知識 オタクに普通 世に不通

・アニメ観て 泣く俺を見て 母が泣く

・二児の父 夜に見るのは 二次の乳 

・究めても 褒めてはもらえぬ 修羅の道

・プリキュアを 娘卒業 父現役

・パソ消して 消える美少女 映るデブ

・母ちゃんが パンツを履かせた 抱き枕

・多趣味だが 人に話せる 趣味はない

・気をつけろ オタクは急に 黙れない

・二次元と 筋肉だけは 裏切らない

・「いつやるの?」 聞かれ即答 「いつかやる」

・握手会 イケメン2分 オレ5秒

・やめなさい 胸に沁み入る 母の声

 ・生活の レベルを下げて レベル上げ

 ・39(三重苦)金なし嫁なし 焦りなし

 ・ブックカバー 本と己を 守るため

 ・味付けと 本は薄めの ほうがいい

 ・博識と オタクの違い 顔だけです

 ・人生を ハードモードで プレイ中

・聞いてない 誰もそこまで 聞いてない

・同じ本 取ろうとする手に 出逢いたい

・人生は 山あり谷あり 沼もあり

・実写化は やめてとあれほど 言ったのに

・いやいやいや 上には上が いますので

・実物大? 実物ないのに 実物大?

・「ツイッターより まともですね」と褒められる

・バレンタイン(笑) 花火大会(笑) クリスマス(笑)

・ありがとう 推しが生きてる それだけで

*上記の川柳は『あなたが選ぶオタク川柳大賞』から引用しています。

 

勝手に感想書いていきます

 オタク川柳はどこか残念さが漂いながらも愛しく、クスッと笑えるのが特徴ではないでしょうか。「母」という単語が入るだけで、心に刺さるものがありますね。母親に隠してるオタク趣味を知られたり、泣かれたりした日には気が滅入りそうです。

 『二児の父 夜に見るのは 二次の乳 』。既婚の方の見事な一句。奥さんと子供が寝てから、こそこそ観ているんですかね。結婚して子供がいても尚、乳への情熱は全く冷めていないことを思うとなんだか笑えます。子供からしたら、父親にそんな一面があるなんて絶対に知りたくないですね。男の沽券にかけて、何としても隠し通さないといけない罪深い一面だと思います。

 『アイドルに MajiでKoiする 50前』。広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』に掛けた一句。笑いました。好きになってしまったしまったものはしょうがないですね。僕も社会人になって癒しを求めているうちに、乃木坂46というアイドルグループを好きになってしまいました。いつ、どんなタイミングで、誰を好きになるかは分かりませんね。

 『パソ消して 消える美少女 映るデブ』。自分にも似たような場面があります。スマホやパソコンを切った時に唐突に現れる、にやけた自分や覇気のない表情が爽やかさの欠片もなかった時、電車の窓に映る自分の顔が、おっさんそのものだった時等、ふとした拍子に垣間見る自分が、思っている以上にひどい顔だった時は萎えました。日常のふとした1コマを表した哀愁のある一句ですね。

 オタク川柳。検索してみてはいかがでしょうか。好きな一句が見つかるはずですよ。

第13回 あなたが選ぶ オタク川柳大賞